願望を設定にしよう!
願望実現にはコツがある
今日は、自分の体験も含めて、「願望実現のコツ」のようなものを伝えられたらいいなと思います。
「願望」を「願い事」から「設定」に、もう「そうなっているもの」というふうにしてしまうということが、「願望実現」する大きな一つのコツになります。
「設定」というと、もうその状態であるということ。「願望」「目標」というのは、自分で把握している現時点の自分よりも高いところにある。こうなったらいいなというようなエネルギーの発し方になりますよね。それが、「設定」レベルになると、「そういうふうになる」ということが前提になります。
例えば、年収1千万円になったらいいなという「願望」は、自分の現状から上を見ているような感じ、こうなったらいいなという感じですよね。そういうふうに言っている自分というのは、そうなっていないという状態なんです。
だから、その目標を自分のほうに下ろしてしまうとか、自分がそこにいくという状態とか、自分のしっくりいく方にしていく。自分の場合は、結構自分が上がっていくという感じです。
自分はもう年収1千万円だという状態にする。年収1千万円だったら、どんな立ち居振る舞いをするか、どんな言葉を言うか、どんな服を着るか、そういう一種のなりきりというか、「もうそうなっている」風にしていく。ちょっとした劇みたいなものでいいんですけれども「もうこうなっているんだ」という状態で生活してみるということです。できるところから揃えていって自分でなりきってみる。そうすると自分が設定していることが、周りに映し出されてくるので、それの些細な変化に気付いていく。それがいわゆる「願望実現」していくことの大きな一つのコツになります。
もう一つの大きなコツは、いらないものを手放すということです。
「年収1千万円あったらいいな」と思っていたのが、「年収1千万円自分はもうもらっている」という状態になっています。でも瞬間的にはならない可能性が高いですよね。ですから、年収1千万円風に振る舞っているうちに、「何をやっているんだろう、そういうふうにならないじゃないか」とザワザワしてくるんですね。感情的にイライラしてくるとか、落ち込むとか、もうやめてしまえとか、そういう感情が出てくるんです。そういうザワザワしたものがあるのは、実は自分はそんなにもらえる者ではないというイメージがあるからです。そこの自分の現在いらないもの、それを手放すという作業をします。よく統合ワークなどでは、いらないものを上げてきて固めて回転させて、わーっと出して光を浴びるというのがあるんですけれども、そのような統合ワークをやっていくとか、トラウマブロックのリリースをやっていくと、「願望」を「設定」にしていくことでそうした感情が浮き上がってくるのが速くなってきます。浮き上がってきたらリリースということをやっていくと、周りの環境、映し出されるものが、より具体的で大きなものに変化していきます。それでいつの間にか、自分の頭では考えられなかったような所から、パッと変化が訪れてくるようなことがあるんです。
今、年収が5百万円しかないから、ここをこうやってこういうルートで、こういうふうにして何ヶ月間で達成するとかいうような計画を立てないで、自分であるというところからエネルギーを出して、違和感のリリース、エネルギーでリリースという形でやっていくと、自分の計画ではない形で、そういう状態になっていきます。
実験だと思ってやってみてほしいなと思います。
自分にとってかけ離れているものよりも、近いものでやってみるといいでしょう。自分は、ほしい車でやっていました。そのまま買うと高くて買えません。普通に考えていると、頭金がいくらで、そんなお金はない、ローン組まなきゃいけないとなり、「こんなの無理だ、買えない」となってしまいます。でも「もうその車がある」というように、「買う」という設定、「乗る」という設定で、カタログを集めたり、実際にディラーに出かけてみたり、車を見に行ったり、写真を撮ったり、乗ってみたりとか触ってみたりとかしていくと、自分のもの風になるじゃないですか。夢の車から、現実的に「この前乗ったよな」とか、結果的に自分が、自分がその車に乗るのにふさわしいなと段々思ってくるんですね。写真を部屋の壁に貼って眺めたりしていると、違和感がなくなってくるんですよ。「この車に乗っていると気持ちいいよな」みたいな。あとは、余計なことは思わない。これがいくらだから‥‥となると、テンションが下がるので、それは考えない。何かわからないけれども乗っているんだ、みたいな感じです。思わぬところから、予想できないような形でルートが通じて、思わぬ情報が入ってきて、結果的に自分はそれを安く手に入れることができたんです。
みなさんも、身近なところからリリース。それを遊びだと思ってやってみると面白いなと感じるでしょう。実際に体感してくると「これって達成出来るんだ」ということがわかると思います。
願望と思っているものから、それを設定にする。設定というと、もうなっている状態、そういう状態に近いという状態。そいういう状態で振る舞っていって、リリース。リリースがすごく大事。こんなことやっていても無駄だと思って終わると意味がない。モヤモヤしているところを「落ち込んだ事はラッキー」。出てきた目に見えない違和感のようなものをどんどんどんどん手放していくことによって、自己イメージが上がっていって、よりいい波動のエネルギーを出すことができる。それが自信に繋がり、自分が望んでいることを宇宙に発していることになるので、宇宙から山びこのように同じ高さのものが帰ってきて、いい情報がきます。それがインターネットかもしれないし、人からかもしれない、テレビを見ていてわかるかもしれないし、雑誌を見てわかるかもしれないし。不思議なことがいろいろあります。それがいわゆる「引き寄せ」と言われるもの。引き寄せるというよりも、自分がそういう状態であるところからスタートし、最短の、しかも楽しみながらやるっていうことが大事ですね。自分の理想の面白い、楽しい人生を自分で作っていってほしいなと思います。願望を思ったままの形ではなくて、「設定」するところから、スタートしてみてください。
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