根拠より先に、答えが出てしまう子
宇宙人才能ラボのインタビューで、ゲストのゆめさんがお子さんの話をしてくれました。
ゲストのゆめさんの2番目のお子さん(中学生)は、テストの答えを「感性」で出すタイプなのだそうです。理屈で解くより先に答えが浮かび、それが当たる。学校の先生からは「欲しい答えをいつも言ってくれる子」と言われているといいます。
大人は普通、逆の順番で考えます。根拠を集めて、筋道を立てて、それから結論を出す。けれどこの子は、結論が先に来る。順番が違うだけで、着地する場所は同じか、むしろ速い。
学校では話さない。家では一番の話し相手
もうひとつ印象に残ったのは、学校での様子です。
学校ではあまり話さず、黙々と勉強しているのだそうです。成績は着実に上がっている。
ところが家に帰ると、まったく違う顔になるそうです。饒舌で、ユーモアもあって、お母さんにとって一番の話し相手になっている。お母さんの心を軽くしてくれる存在なのだと、ゆめさんは話してくれました。
「学校で話さない」と聞くと、つい心配が先に立ちます。でも本人の中では、話す場所と話さない場所が、ただ分かれているだけなのかもしれません。
ピアノも「趣味」。執着しない
表現の面でも評価されていて、ピアノの表現力を高く評価されることがあるそうです。
けれど本人は「趣味だから」と言って、そこに執着しない。上手だから続けなさい、という周囲の期待とは別のところに、本人の基準がある。
この「執着のなさ」は、話を聞いていて何度か出てきた特徴でした。
実績はない。でも「行ける」と思っている
最近になって、英語への興味が急に強くなったそうです。目標は「海外の英語圏で生活すること」。
面白いのは、その言い方に迷いがないことでした。学校ではあまり話していないのだから、人と話した実績はまだ多くありません。それでも「行けると思っている」。
根拠を先に求める大人と、根拠より先に決めてしまう子ども。どちらが正しいという話ではありません。ただ、目の前でそれを見せられると、自分の中の「当たり前」が少し揺さぶられます。
説明できないものを、説明できないまま置いておく
この子の話には、大人の言葉ですぐには説明できない部分がいくつもありました。
説明できないことを、無理に説明しようとしない。かといって、なかったことにもしない。そのまま置いておく。
収録を終えて残ったのは、そういう向き合い方の手ざわりでした。
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宇宙人才能ラボでは、子どもたちの感性や才能について、さまざまな体験を紹介しています。












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