人見知りは小さな実験からのイメージ画像(本人のみ)

【実は2人に1人が人見知り】人見知りを変えるのは、小さな実験かもしれない

人が怖くなるのは、話しかける前かもしれない

秋です。

今日は、人が怖くなくなるための小さな実験について書いてみたいと思います。

日本では、2人に1人は人見知りだという調査結果があると聞いたことがあります。数字の正確さをここで確かめたいわけではありません。ただ、もしそれが本当だとしたら、人見知りというものは、決して一部の人だけが抱えている特別な悩みではないのだと思います。

自分から積極的に人の輪の中へ入っていけない。知らない人に話しかけることができない。心をなかなか開けない。そう感じている人は、きっと少なくないはずです。

僕も、人に話しかけようとする前に、自分の中に何かのイメージが浮かんでくることがあります。

「こんなふうに話しかけたら、うまくいかないのではないか」「何かよくないことが起きるのではないか」

そういう、あまりよくないイメージです。

実際に何かが起きたわけではないのに、先に頭の中で結果を想像してしまう。その想像が不安なものであるほど、知らない人のところへ飛び込んでいくことが難しくなります。話しかける前に尻込みしてしまうのは、相手そのものが怖いというより、これから起きるかもしれないことを悪い方向へ想像しているからなのかもしれません。

浮かんだイメージを「事実」にしない

ここで大切なのは、心の中に浮かんだイメージを、そのまま現実だと思わないことです。

悪いイメージが浮かんだとき、僕はそれを「本当にそうなるのだろうか」と見てみるようにしています。

たとえば、知らない人に話しかけるタイミングが来たとします。そのとき、「うまくいかないかもしれない」というイメージが出てきた。そこで、そのイメージを消そうとするのではなく、「では、本当に今イメージしていることが起こるのか、試してみよう」と捉えてみるのです。

人見知りを克服しようとすると、最初からうまく話さなければいけない、よい印象を与えなければいけない、と考えてしまうことがあります。でも、そう考えるほど、行動する前の緊張は大きくなるかもしれません。

だから、僕は「これは実験だ」と考えます。

うまくいくかどうかを決めつけず、今浮かんでいるイメージが本当に現実になるのかを確かめる。そうすれば、話しかけることを、人生を左右する大きな出来事ではなく、一度試してみることとして見ることができます。

うまくいかない想像も、実験の材料になる

実験だと思って行動しても、うまくいかないことはあります。

けれど、その場合も、最初に想像していたことがどの程度現実になったのかを知ることができます。想像していたとおりになることもあるかもしれませんし、反対に、まったく違う結果になることもあります。思っていたよりも自然に話せることもあれば、楽しい時間になったり、よい人間関係につながったりする可能性もあります。

大切なのは、悪いイメージが浮かんだ時点で、「きっとこうなる」と結論を出さないことです。

そのイメージは、現実の予告ではなく、自分の中にある何かのメンタルブロックが表面に出てきた状態なのかもしれません。だとしたら、それが見えたこと自体が、そのブロックに気づく機会になります。そして、気づいたものを実際の行動によって確かめてみることが、そこから離れるきっかけになることもあります。

僕自身も、これまで数えきれないほど、そういうことをやってきました。今でも何かのイメージが浮かんでくることはあります。ただ、そのたびに「また来た」と思い、「では、今回は本当にそうなるのだろうか」と考えて、行動してみる。

以前なら、不安なイメージが出た時点で立ち止まっていたかもしれません。けれど、それを実験するチャンスだと捉えると、イメージに引っ張られたままではなく、自分で確かめにいくことができます。

一度の結果で、自分を決めつけない

一度行動してみると、次に浮かんでくるイメージが、それまでとは少し違うものになることがあります。

前は「失敗する」というイメージだったのに、次は別のパターンが出てくる。そのイメージどおりになる場合もあれば、ならない場合もあります。けれど、何度か確かめていくうちに、「人に話しかける前に浮かぶイメージは、必ずしも現実になるわけではない」と、自分の中で少しずつ分かってくることがあります。

もちろん、すぐに人への苦手意識がなくなるとは限りません。うまくいかないこともあります。それでも、うまくいかなかった経験も、次に試すための練習になります。

「前回はこうだったから、今回は違う話しかけ方をしてみよう」「別のアプローチを試してみよう」

そんなふうに、やり方を変えてみることもできます。うまくいかなかったことを、自分は人見知りだから仕方がないという結論にするのではなく、次の実験の材料にしてみるのです。

人見知りを変えるのは、小さな実験かもしれない

人見知りを克服するというと、自分を大きく変えなければいけないように感じるかもしれません。でも、最初から明るく振る舞ったり、積極的な人になったりする必要はないのだと思います。

心の中に不安なイメージが出てきたとき、それを事実と決めつけず、「本当にそうなるのか、試してみよう」と考える。まずはそこからです。

何かを試せば、うまくいくことも、思ったようにいかないこともあります。そのどちらも、自分の中にあったイメージと現実の違いを知るための経験になります。そして、少しずつ行動の仕方を変えていく楽しさも見えてくるかもしれません。

人に話しかけることを、怖さに従うかどうかの問題ではなく、日々の中にある小さな実験として見てみる。

そのくらいの遊び心を持って、何気ない日常を過ごしてみてください。


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